ゲイのたわ言と性生活

性行為の記録

僕の性欲

ノンケ男女間のセックスの場合、ノンケ男性にとっては、自分の男性器を相手の女性器に挿入して射精するのがもっとも自然な最終的ゴールであると一般的には解されているんだろうけど、ゲイ同士のセックスの場合、何がゴールなのかいまいち自明ではないので、その分、ゲイの性欲の種類は本当に十人十色です。相手に求める容姿・外見もそうだけど(ゲイは外見の好みのジャンルが本当に多種多様)、ゲイはまずそもそも性欲がマッチする相手を探すことから始めなければならない(タチ/ウケ/リバ、アナルセックスには興味ない派、しゃぶり好き/しゃぶられ好き)。大抵は妥協して一方に合わせることが多いけど。

  

今まで言葉に出して考えたことなかったけど、自分にとっての性欲ってどんなものなんだろう、自分は一体何がやりたいんだろう、僕にとっての性行為とは何なんだろうと自問自答してみる。

 

まず、自分自身の射精にはあまり関心がない。射精すると性欲が一気に減退するからむしろセックス中は射精はしたくない。相手の射精はぜひとも見たいが、相手が射精すると相手の性欲も減退するからそこでセックスが終わってしまうので、相手にもできるだけ射精はしてほしくない。お互い射精はしないのが理想。

 

次に、とにかく舐めるのが好き。キス、フェラ(する方)、全身を舐める等。

唇と舌を使って相手の身体に触れて味わうことで性欲が満たされる。男性の身体は本当に美しいのでとにかく触れたい(こう言うとナルシストになるけど、ぶっちゃけ自分の体もペニスも美しいと思うので、自分でしゃぶれるならしゃぶりたい。)手で触れるだけでは物足りないので口で触れ舌で舐めてもっとよく感じたい。

ただし、アナルと足の裏を舐めるのは無理。アナルは汚いが、ペニスは汚くないと思えるので不思議。性病は怖いのでセーフセックス厳守を心がけてはいるし危険そうな相手とは絶対やらないけど、フェラは基本は生でやりたい。

基本的に相手の精液を飲むことはやらないけど、清潔でタイプの人なら一応飲める。

睾丸を舐めるのも好き。睾丸はペニス以上に、人それぞれサイズや形状に違いがあり、舐めた時の反応も様々で個性的なので興味深い。

 

アナルセックスにはほとんど興味がない。ウケもタチも一応経験してみたけど、性欲は満たされなかった。ウケはアナル洗浄と事前準備が面倒なのと(これこそが最大の難点)、ただ痛い。タチは想像してたほど気持ちよくなかった。これは単に僕個人の素質によるもので、実際にはアナルセックスから主な性的快感を得ている人が多いように思う。

 

とにかくキスが好き。タイプの相手とキスしただけでフル勃起は確実だし、キスだけで性欲の大半が満たされるといっても過言ではない。

 

 結論。

お互い射精せずに抱き合っていちゃいちゃしながらキスしつつ相手の全身を舐め尽したい。これが自分にとってのセックスのゴール。これがやりたいし、普段やっている。

舐められ好き体質の人って案外多いので、喜ばれることが多い。最終的には妥協して相手を射精させることにしている。本当は射精せずに名残り惜しいままお互い別れるのがベストなんだけど、相手はやっぱり最後は射精したいと言う。そして射精した直後、予想通りに今までのノリノリの熱気が冷めてしまうので悲しい。

 

相手のアナルにちんこを挿入するのがゲイのセックスだと思わがちだけど、実際のところ、ハッテン場等ではアナルセックスを必ずやってるわけではないし、やらない人もそれなりの割合いる。