ゲイのたわ言と性生活

性行為の記録

フェラのコツ その②―射精編―

フェラについてのメモ、後半は手コキを交えた射精まで。

フェラで射精させるとは言っても、自分の経験の範囲だと、フェラチオだけでしっかり射精までしてくれる人はあまりいない(4人に1人くらいの割合で、フェラだけでイってくれる人がいる感じ)。自分のフェラ技術がまだまだ未熟なのもあるかもしれないけど、普段から自分の手で激しくしごいたり、道具を使って刺激の強いオナニーをしたり、他人のアナルに挿入して掘ったりと、フェラよりも強めの刺激に慣れてる人がほとんどなので、フェラの刺激だけだとやや物足りないんだと思う。自分だって実際そうだし。フェラされると気持ちいいのはたしかだけど、射精するためにはプラスアルファの刺激が欲しい。

 

もちろん中には早漏気味の人もいて、ペニスくわえて乳首を優しく触るだけですぐに射精する人もいる。でもそういう人は明らかに少数派。

早漏の人は、全身が感じやすくて敏感なので、攻め甲斐があって楽しい貴重な存在。ちんこには一切触らずに、キスしながら乳首だけ攻めてたら途中で射精してしまった人もいるくらい。早漏な人の全身を舐めまわして攻めるのは楽しい。早漏男子の魅力については、また改めて書きたいと思います。

 

男が射精する瞬間は本当にエロくて美しいと思う。射精の直前、全身の筋肉を硬直させて射精前の快感の限界に耐えている姿は最高。腹筋や太ももや尻・肛門が引き締まって、自然と呼吸が乱れて思わず快感の喘ぎ声を漏らしている姿や、これ以上ないくらい膨張して張りつめたフル勃起状態のペニスの竿が、射精の瞬間ドックンドックンと脈打って精液を激しく発射するさまは何度見ても飽きないし興奮する。射精したばかりの温かい精液から香る生臭いエロい匂いは本当にたまらない。

 

男の射精する姿になぜこんなに惹かれるのか、自分でもよく分からないけど。自分がなぜゲイなのかよく分からないのと同じ。

 

 

前回、全身舐め+フェラのローテーションを回して相手を喜ばせるところまで書いたので、今回はいよいよ射精の段階へ。

 

フェラだけでは絶対いかない男を射精させるためには最終的にはどうしても手コキの力を借りざるをえないのだけど、手コキというのがこれまた非常に奥が深くて難しい。

実際に誰かから手コキされたことのある人なら分かると思うけど、要領を得ない手コキや下手な手コキは全然気持ちよくなくて、むしろ痛かったりしてちんこが萎える原因になったりする。無謀な手コキは厳禁なので慎むべき。

 

どの程度の強さで握るか、ペニスのどのあたりを握るか、どの程度の激しさでピストン運動を加えるか、個人によって快感の度合いが異なるので、その人にあった手コキのやり方を見つけるのには苦労する。

 

ペニスの形状によっても、前反りペニスの人や、上反りペニスの人、左・右曲がりペニスの人、仮性包茎の人、いろんなタイプがあるので、どういった具合に刺激を加えたら相手が感じてくれるか、試行錯誤しながら答えを見出さなくてはならない。

 

とりあえず最初はあまり強く握りすぎず、優しく手を添える感じを意識しつつ、様々な持ち方でちんこを握ったりしごいたりと順番に試してみて、相手のペニスの反応を見ながら、よりよい手コキを探してゆく。

手コキの刺激が相手の感じるポイントを探り当てた場合、勃起の度合いがさらに高まって竿や亀頭が張りつめてくるし、括約筋が収縮してペニスがビクンと動いて一瞬反応したりして、なんらかの手ごたえを感じることがあるはず。相手があえぎ声を出して知らせてくれる場合もある。相手にあった手コキが見つかれば射精まではあと一歩。

 

ちなみにこの時も、手コキだけに集中しすぎるよりは、乳首が感じる人なら乳首を攻めたり、体中を優しく愛撫したり、相手のちんこを褒めてみたり、時には言葉攻めしてみたり、さらには、手コキしながら亀頭をフェラして手と口の両方で攻めたり、アナルが感じる人なら指でアナルを攻めたりと、様々なことを試してみるのがいいと思う。

アナルを攻める場合は、必ずしも相手のアナルが清潔だとは限らないので、コンドームを指に被せてから行うのが良いと思う。中指にコンドームを被せてからローションを塗って、それでアナル周りを優しく刺激したり、時には指をアナルに挿入して、内側から前立腺を圧迫して刺激する。前立腺攻めと相性のいい人だと、前立腺攻めと手コキのW攻めしたとたん、感じまくって激しく速攻射精してしまう人もいる。慣れないうちはコツがつかみにくいけど、前立腺攻めは自分でも練習できるので、自分で指を挿入して実際にやってみるのがいいと思う。

注意するべき点として、アナルに指を挿入して前立腺攻めをやる場合は、事前にちゃんと爪切りしておくこと。爪を切った後はやすりもかけて、爪の尖った部分で相手の体内を傷つけないように配慮しよう。

 

ベストな手コキを見つける一番手っ取り早い方法は、相手にちょっとだけ自分で手コキをやってもらうこと。「オナニーやってる姿がちょっと見たい」とか率直に言って、軽く実演してもらう。それをしっかり観察して、ペニスのどの辺をどんな感じで握ってどんなペースで刺激しているかを把握する。その後、それを真似して実践してみる。これは実際何度か試したけど、そこそこ成功した。オナニーのやり方も人それぞれ全然違っていて、ペニスを握らずに人指し指・中指・親指の3本だけで刺激する方法の手コキをやっている人もいたり、亀頭よりも竿中心に激しくしごく人もいたり、亀頭を中心にこねくり回すタイプの人もいたり、オナニーにも個性があった。

 

 

とにかく手コキは奥が深くて難しいのだけど、最後の手段としてローションを使用する手もある。ローションを使って摩擦を小さくすると、がむしゃらに力をいれて全力でしごきまくる手法でも通用するので、かなり楽。

亀頭を手のひらで包み込むようにして激しくこね回してみたり、手で筒状の形を作って固定し、相手の亀頭から竿の根元まで刺激するようにピストン運動したりと、ローション手コキは簡単なのでお手軽。ローションはドラッグストアや通販で手軽に買えるので、セックスする時は小さい容器に入れて携帯するなど必ず手元には置いておきたい。

 

でも、ローションを使ってしまうと困ることがひとつだけあって、それはローションを使ってしまうと、その後フェラするのが厳しくなるという点。ペニスをしゃぶるとローションの味がしてしまい、せっかくの相手のペニスの風味が失われてしまうので、せっかくのフェラがこれ以上楽しめなくなってしまう。だから、ローションを使うのはあくまで最後の追い込み手段として使うのにとどめる。

 

ローション使ってがむしゃらにしごき続けると、かなりの遅漏男でもなんとか射精してくれる。中にはそれでも時間がかかって、手コキしている手と腕が極度に疲労してくる場合もあるけど、筋トレだと思って頑張るしかない。でも、ローションがあればなんとかなる、と思っておいていいと思う。

 

 

そして、いよいよ射精の瞬間。

射精の瞬間を見極めるのもとても大事。基本、射精の直前は勃起しているペニスの竿がさらに一層硬度を増して、同時に陰嚢も引き締まる感じがする。全身の筋肉も硬直して射精に備える体勢に入るので、相手の体に触れて感じていればすぐ分かる。「いきそう」と声を出してくれる人が多いけど、中には声出さない人もいる。

 

限界に達した瞬間から2,3呼吸置いてから射精する人が多いけど、もっと極限まで耐えるタイプの人もいるので(10秒以上)、精液の初撃が発射されるのを確認してから手コキの強さを徐々に弱めていくといいと思う。射精中に同じペースで強く手コキしすぎると、相手の快感の邪魔をしてしまう場合があるので、尿道をザーメンがほとばしっている射精の最中は、手コキの強さとペースを若干弱めるのがいいと思う。

 

 

とは言っても、相手が射精している瞬間は、こちらとしても最大に興奮する瞬間なので、細かいことは気にせず、こちらも楽しもう。この最高に美しいわずか数秒のひとときを存分に堪能する。相手の体や表情や息づかい、ペニスから精液がほとばしる光景を十分に楽しむ。

 

書き忘れてたけど、乳首が感じるタイプの人は、手コキしながら乳首も刺激してあげると快感がさらに増すので、乳首攻めは必ずやろう。空いてる方の手で乳首を刺激しつつ、余裕があれば口でも刺激するといいと思う。

 

キス好きの人の場合は、抱き合って逆手で手コキしながらたっぷりキスをするのがいいと思う。射精の瞬間に漏れる声や乱れた吐息は本当にエロいので十分に味わう。

 

射精し終わった後は、手コキはそこで終わり。射精が終わっても激しく手コキを続けていると、相手は不快感から抵抗する。抵抗するときの表情が見たい場合はあえて手コキを続けて反応を見るのもいいかもしれない。射精した後にあえて亀頭を激しくこねくり回して亀頭攻めをするプレイもあるので、Mっ気のある相手の場合はこの亀頭攻めをやってみるのもいいかも。

 

 

大事なことを書き忘れたような気もするけど、以上こんな感じ。

フル勃起したペニスがドクドクと脈打ちながら精液をほとばしらせるさまは、この世でなによりも美しい光景だと思う。なんとも儚いけど。射精はほんの一瞬。射精したらそれでむなしく終わってしまう。